さて、表題のような議論もよくコメントとかに出てくるわけですが。
この議論でスジが良くないなあと思うのは、
「メディアそのもの自体が効果を取れるような仕組みを持ってる」
(広告効果を直接計測可能な媒体)
ということと、
「メディアそのもの自体は効果を取れないが取れるような仕組みを考える」
(広告効果を計測可能な仕組みづくり)
ということは違うということが理解されておらず、マス広告は効果が取れない、という話になる点。
その広告は何のためにやるのか?がはっきりしていれば、それに基づく指標を作成し、それを見ることで、次のキャンペーンに役立てることはできる。
さて、マス広告(のみならず広告一般に関し)について、効果を測ってよりよい広告を作ろうという動きは、広告業界の先人たちも努力してきた。
それを理解せずして、“普通”の広告は効果が取れない議論なんて、タカヒロ的にはナンセンス、である。
とりあえず、以下の二冊は、「ネット広告は効果が取れる、これまでの“普通”の広告は効果が取れない」議論をする前にぜひ読んでいただきたい。
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