■MarkeZine:◎「爆発するソーシャルメディア」セミナーで、電通と博報堂がセカンドライフに言及
まず。
すみません、湯川さん、せっかくお誘いいただいたのに、このセミナー出れず... m(._.)m
さて、セミナーの内容である。
Second Life について、電通と博報堂の代表者がそれぞれ語ったようだが、見事に両社のながーく続く、企業姿勢の違いが出ていて面白い。
電通サイドは、すでに知られたように、Second Life 内に「バーチャル東京」なる仮想都市を作り、土建屋のようにその敷地内の土地を企業に売っているわけで、これは歴史的な電通的買い切り転売商売を続けているようなもの。
※ちなみにユーザーが10万人とおっしゃってるが、これはあくまでも「登録者」の数であってアクティブユーザーじゃないはず。Second Life はユーザー登録後にアプリケーションをダウンロードすることになるので、実際にはアプリケーションがPCで動かずに、一度も Second Life の世界に入っていない「登録者」が相当するいるはず。
博報堂サイドのコメントは、まさに博報堂が大昔から言っている「生活者視点」発想。
「ユーザーとの共存、そして情報共有が基点」として、ユーザーのそばにいることが重要だと述べた。セカンドライフで企業が島を買って、構築しユーザーを誘導するような手法は、一方向の情報発信であって、ユーザー参加型でない。「ユーザーが基点の情報発信の中に、企業が存在するべき」
と、どうビジネス化するか、電通ほど明らかではないが、ネット的ビジネス展開においては、博報堂の視点のほうがしっくりくる。
最近のコメント