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ニュースの見方～動画サイトの影響なの？

■英国、テレビの人気が下降～動画サイトの影響で：U.S. FrontLine

英国の調査会社の報告では、「ネットで動画を見ている」という視聴者の半数近くが、以前よりテレビを見る機会が減った、という。

さて、こうした調査の“結果”だけを見ると、「やっぱり、ネットの動画はテレビの視聴者離れを進めるのだ！危険だ！」という議論が出てくるだろう。

しかしその一方で、

■ユーチューブでのビデオ公開がCBSの視聴率向上に寄与：CNET

というニュースもあったり。

どっちなんだ、と。

で、英国のニュースの件に関しては、次のようなことも考えられる。

調査レポートどおり、動画サイトを見るようになった結果、テレビを見る時間が減った、ともいえると同時に、そもそも、テレビ離れの傾向があり、そうした人々が動画サイトを使うようになった、ともいえる。

この点において、こうした調査やニュースは一面的に「事実」としてとらえるだけでなく、こうした調査データを斜めから見るのも非常に大事なことなのである。

極めて社会学的視点だけど。

Google Map を使ったグリーティングカード

■geoGreeting!

Google Maps を使ったグリーティングカードの仕組みです。

とはいえ、発想がいけてます。

Webプランナーのみなさん、APIのうえにどういうレイヤーのっけるか、だけではなくって、こういうアイデアもあるって参考にぜひしてくださいませ。

out of box ですなアイデア、もとむ。

テレビは見られていないわけではなく、やっぱり見られ方が以前と違うんだろう。

■入手はテレビが断トツー若い世代はネットで

こういうニュースでも「テレビを見てる」という人々は多いわけで、つまりは「テレビ離れ」⇒「テレビCM崩壊」という議論は、USとは違うと思うんだよね．．．。

やっぱり本質的な課題は他のところにあるんじゃないかなあ。

紙からネットへ、ではなく、紙とネットへ

■雑誌まるごと２割引でダウンロード販売　大手自動車誌(asahi.com)

紙を止めるわけではなく、紙とネットの両方で「同じもの」を「別フォーマット」で販売する。

これ、正解。

ようやく日本でも出てきた。

ネットだけで見られる、「雑誌っぽい」オンラインマガジンもあるが、あれはきっとうまくいかない。でも、ネットから紙へ、ではなく、ネットと紙の両方でやれば、これらもうまくいく可能性は少なくともあるだろう。

どこでも iPod という戦略～ライフスタイルをマーケティングする

■アップル、エールフランス、コンチネンタル、デルタ、エミレーツ、KLMそしてユナイテッドの各航空会社と協力し、機内でのiPod接続サービスに対応

すでに iPod 対応カーナビは出まくっているが、飛行機内でも iPod を楽しめるように。

iPod のこうした戦略のすばらしいところは、音楽を持ち運ぶ、という体験を享受できる場所を増やして行ってることだ。NIKE+iPodのコラボしかり。

多くの競合メーカーは、意外と商品的にはいいモノを作っていたりする。しかしそれは、モノとして、機能としての iPod にばかり目を向けている結果であり、そして「いいものだけど売れない」状況を生み出してしまっているのだ。

あくまでも使うのはコンシューマ。

なので、コンシューマの生活の一部としてどのぐらい使われるか？を企画していくことが そのブランドと生活者との接点を増やし、よりよいカスタマーを育てることになるのだろう。

マス広告がもっと売れなくなるかも知れないことについて、本当の真実は、

マス広告が売れなくなってきている（かもしれない）事実を多くの人は「視聴者が減ったから」、「インターネットを使う人が増えたから」という風にいう。

でも真実は相当違うと思う。

というのもそもそも“視聴率”は存在するけど“実・視聴者数”なんてデータは存在しなしい、意外と「ネットを使うことが増えてテレビを見ることが減った」なんていうデータは存在しない（それもそのはず、両方同時に使ってるんだから）。

なので、マス広告側からすると「ネットのせい」にしたがるのは、「CDが売れなくなったのは携帯電話のせい」という“都市伝説”的なものではないかと思っていたりするのだ。

ハマーとミニの両方がなぜ売れるのか？～そこにマーケティングの変化が見える

The Hummer And the Mini:
Navigating the Contradictions
of the New Trend Landscape

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この本、面白いです。

作者は元 Target （USの中堅but話題の小売）のエグゼクティブで、今はマーケティング・コンサル。

この本のテーマは、ハマーが売れている一方、なぜミニが売れているのか？、プラダの生かした服を着たおねえちゃんが、GAPのジーンズを穿いてドンペリをディスカウントストアに買いにいくのはなぜか？　といった、従来のマーケティング・アタマで考えると「矛盾」になってしまう現象をどう新しいマーケティングのセンスでとらえていくか、です。

特に、マーケッターは「次は何が流行るんだろう？ what's the next big thing?」と考える「病」がありますが、そもそもそれはあるのかどうかわかんないし、あったとしても「ひとつじゃないんなじゃないの？」とバッサリ斬ってます。

比較的平易な英語なので、英語の勉強がてらにでもぜひ。

ちなみに日本でこの手の新しい消費現象をとらえてる本は、『「捨てる!」技術』で有名な辰巳渚さん（元某今は無きマーケティング名雑誌編集者）の書いた以下の二冊があります。

こちらも参考まで。

消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか

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なぜ安アパートに住んでポルシェに乗るのか

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CGMマーケティングにおぼれる人々へ～“好例”な“悪例”

■炎上プロモーション死屍累々　対話を拒絶したコミュニティは10日で閉鎖する | Web担当者Forum

CGM/CGC/UGCといった、消費者主導型マーケティングに“溺れる”マーケティングと広告の業界だが、そのほとんどがうまいくいかない理由は、やはり消費者を「マーケティングの参加者」として“もてなしていない”ことにある。

今回、mixi で起こったというこのケースは、“悪例”の“好例”として取り上げておくべきだろう。

また、それが、mixi という消費者が「自らの場所」として集まる場所に対し、金をもった広告主側がいきなり入り込んできてもそりゃ嫌だわな。
これって普通の人間関係において考えてみれば簡単な話で、友人とわいわいやってるところに行き成り、「ちょっとごめんいいかな」とかいって横槍されると嫌に決まってる。

おもったこと＠アメリカ出張中

そうか、会話能力の低さが、個人のスキルを下げている状況が日本の若手の間で起こっているってことか。。。

そのために「質問力」が低下していて、結果としてヒアリング能力が落ちている。

あー。

タイで制作されるウルトラマン

■ウルトラマン、来年4月よりタイでテレビシリーズ（バンコク週報）

日本以上のウルトラマン人気を誇るタイで、
新シリーズが。しかも写真見る限り全身黄金？？

タイではウルトラマンの著作権はぐちゃぐちゃになっているので、その素地はあったが。。。

タイにおけるウルトラマン状況はコチラも参考に（すごいよ！）

あと、これに関する著作権・商品化権についてはコチラでお勉強を。