改革をしなければならないのに、それがなかなか進まない。
過去に在籍した会社では、そうした変化への対応の遅さにヤキモキしていた毎日を送り、仕事のやり方や考え方なんて早々変わるもんではない、と半ばあきらめ気味にもなっていた。
しかし昨日、松下電器の中村社長が次のようなことをおっしゃっていた、という話を聞いた。
一言でいうと、「仕事のやり方を変えるには、(しごとの)だんどりを変えることだ」ということ。
仕事のやり方を変える(=改革する)ためには、”だんどりを変える”
→だんどりを変えると、“考え方が変わる”
→考え方が変わると、“行動が変わる・行動する”
→行動するようになると、“成果が出る”
なるほど。
仕事のプロセス、順序を変えるだけでも、脳みその凝り固まった思考形態は変わってくるのは確かだ。いやむしろ、流れ作業のように、決められた順序をやるだけ、決められた作業をやるだけ、なら当然、No Brainer (何も考えない人)になるのは当然。
もし、今何か暗礁に乗り上げている案件・業務上の閉塞感があったとしたら、ぜひ“だんどり”を変えてみてください。
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松下電器―10兆円グループ戦略
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最近は、本当、勉強させていただく機会が多いなあ。幸せ。
だんどり。
仕事でなくとも、段取りって大切だと常に思ってましたが、自分の中での段取りというもの自体が固定してしまっているかもしれないなと気付きました。
段取りを変えてみて、失敗もあるかもしれないけど、それ以上に得られるものがあるかもな、と感じたので、ちょいと本でも読んでみようかしら。
投稿情報: じゅにー | 2006年2 月15日 (水) 14:33
最近心に響くなー、このブログ。
>勉強させていただく機会が多いなあ。幸せ
この感覚もすごくよくわかるし。
わかっているけど躊躇するよね、従来からあるプロセスを変えるのって。
悪しき伝統だとわかっていても。
いっちょ頑張ってみますわ、watch out:)
投稿情報: Fujisawa_Oyaji | 2006年2 月15日 (水) 16:55
「ほぼ日」の昔のコラムで
プロ野球・松井秀喜選手の好きな言葉として
似たような表現が紹介されています。
源は一緒かもしれませんね。
http://www.1101.com/education_fujita/index.html
投稿情報: 関(SMS2期) | 2006年2 月15日 (水) 16:56