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採用の陳腐化・形骸化ってさー

■マイクロソフトの採用面接（古川ブログ）

告白しますと、僕も数年前に某転職支援会社から連絡がきて、マイクロソフトの方とお会いしたことがあります。

で、丁重なお断りの連絡が来たんですが、「代理店っぽい感じがして、うちのカラーに合わないだろう」というのが理由だったかと（笑。

えーと、僕、代理店の人間なんで～。

結局のところ、「いい人材」なんてのは「いい人材」じゃないと取れないわけで、結局のところ人のつながりで取るのが一番いいってのもそういうことなんでしょう。

”事業は人なり”

人を大事にしない会社なんてダメになるね。来年改正会社法が施行されると１人株式会社もできるような時代なわけで、今後はもっと個人の時代だし、個人が「いたい」と思える会社かどうかってのは学歴とかじゃなくって、キャリアとキャラクターに答えられるかどうかだよね。

ついでにこちらも。

■「じんざい」とは

あー、古川さんにお会いしてみたい。
あ、そうだ、ボンドガールさんにお願いしよう。

「説得」と「納得」

プレゼンには２つのヤリクチがある。

１つは「説得型」。もうひとつは「納得型」。

で、「説得型」はセールスの本やいろんな”ロジカルなプレゼン”本なんかにその手法が書かれていたりするが、そんな中にはプレゼン・テクニックというよりも、「ハード・セル・テクニック」な本もたくさんあったりする。

「説得型」で行われたものが、その場で”ひざぽん”なものなんだったら、それは「説得」ではなく、相手が「納得」するもんなので、「納得型」と言っていいだろう。

この違いは実は一つしかない、と思っている。

「説得型」の目線はあくまでも自分からの目線であり、「納得型」というのは相手の立場にたった目線を持つ。

なので、「ひざぽん」「腑におちる」なんてことになるのだ。
もちろん後者の「納得型」のほうが相手に好まれるし、飲み込みやすいわけで、プレゼンは常に「納得型」を目指さないといけない、と僕は思っている。

自分のプレゼンがどちらに当てはまるのか？今回のプレゼンはどうだったか？

と、プレゼンの「復習」をすること。それがプレゼン力をあげるコツです。

復活

サーバ移行＆ブログ修理のため、しばらく書き込みができませんでした。

「最近、書いてないな～。どしたの？」

との問い合わせを多数頂戴しましたが、ようやく復活しましたので、再びエッジなことを書き込んでまいります。

今後ともよろしくおねがいします。

※色々お世話になりました 株式会社antsの西平さん、松尾さん、ありがとうございました。

エクスペリエンスのための四つの鍵

■エクスペリエンスのための四つの鍵「SCSE」

ディズニーランドの基本運営方針が、"Safety"、"Courtesy"、"Show"、"Efficiency"の頭文字をとった「SCSE」。

WEBサイト制作にもこれに通ずるものがある。

放送と通信の融合～ラジオとケータイ

■土曜の夜はケータイ短歌 (NHKラジオ第一)

こんな番組やってるとは知らなかった。

テレビとネットの融合、とか、ケータイにFMラジオとか、いろんなとこでいろんなカタチで現れてきている「放送と通信の融合」だが、ケータイとラジオ番組の出会い、ってのもなかなか洒落てていいね。

OgilvyPRの人たちは、どんなブログを読んでいる？

■Ogilvy PR BlogFeeds - An index of the Blogs we're reading

OgilvyのPR部門が、自分たちが読んでいるブログのリストを公開。

社員のブログを禁ずる会社が出てきている一方で、ブログの積極的なオフィシャル利用として注目したい。

一方、このリストに加えられなかった広告業界の有名ブログ Adrants は以下のようなエントリーを公開中（笑

■OGILVY SAYS DON'T READ ADRANTS (Adrants)

”OgilvyPRのリストに入っていなかったので、うちのブログって読むなってことなのか～？”って。

今年の ad:tech のブロシュア

■ ad:tech NY2005

今年の ad:tech NY のアジェンダがついに届いた。しかもデジタル・ブロシュアで。

この領域では一番イケイケなカンファレンスってことをこうしたとこでも示してます。

”2005年10月6日深夜、民放初の本格的インターネット放送、第２日本テレビが開始される”

■第２日本テレビ

はじまりましたよ～。

今ライブで見ています。

土屋さん（＝第２日テレ本部長・電波少年とか作った人）、すごいわ。。。こんなもん仕掛けるなんて。

つか、おもしろい。。。

土屋さんが、ところどころで、どうやって収益あげるか？とか、どういうコンテンツが適しているか？とか話されてます。これ、番組っていうより、プレゼンテーション。これ自体が新しいメディアのプレゼンテーション。

これで、テレビ業界の人がついにネットに進出するでしょう。新しい時代の始まりです。
生放送のバラエティというのはほとんど前例のない試みです。これまではネットテレビ＝オンデマンドなニュースかドラマ、が常でしたから。

日本でのテレビ実験で、高柳健次郎が受像機に”イ”と表示させて８０年。
テレビがインフラを変えて新たな方向にも向かい時代がスタート。

波に乗れない人たちは、溺れ死ぬかも。。。

これ、

”2005年10月6日深夜、民放初の本格的インターネット放送、第２日本テレビが開始される”

とかって、日本のメディア史に残るんだろうなあ。

※むむむ。。。なんどか番組公式ブログにトラバしようとしたけど、、、、エラーがでる。。。残念！一番乗り逃した！

モーニング娘。と Branded Entertainment

さて、BMWがBranded Entertainmentやめる、とかなってるけど、エンタメ手法ではまだまだ色々できるはず。その一例。

■モーニング娘。文化祭
～熱っちい地球を冷ますんだっ。20XX年 地球大温暖化。どうする日本！どうするあなた！

これ、地球温暖化防止キャンペーンの一環。なるほど、やるね。うまい。

さて。

「いい」（？）エンタメ・コンテンツ」作れば人が集まる、と思ってる人、そこ座りなさい。

で、「いい」って何よ？

「いい」ってのは誰にとって「いい」わけ？

結局さ、「いい」ってのは見られないとダメなわけよ、結局さ。

で「いい」かどうかなんて、コンテンツに触れないとわからないわけだから、「いい」ってのは二次的なもん（＝コンテンツに触れてもらってやっと生まれる感情）で、クチコミは期待できるかどうかわからんが、それ自体が集客にはならんのよ。

で、これは、「モーニング娘。」で集客してる。

つ・ま・り、ターゲットが集まるような「外面」が必要なんであって、いくら中身が「いい」もんでも見られません。

よくあるでしょ、「いい映画なんだけど見られてない映画」って。それと一緒。

なので、タレント使えばそれで解決、ではないけれども、集客面も考えられて、織り込まれていること、が Branded Entertainment 手法には必要なのさ。

BEやって、かつ集客のための広告もらおう、なんて甘いこと考えてちゃあアカンでしょう。

むしろそのコンテンツ自体が、PRできるパワーと、パブリシティにのるために何やるか？

ここ重要です。

BMW、Branded Entertainment やめる宣言。

↓のようなニュースが駆け巡っています。

BMWがBE手法を見直し、やめる模様。

長年つきあってきた、Publicis グループの Fallon との関係解消したのも、こういうことか。

■BMW PULLS OUT OF BRANDED ENTERTAINMENT - Company That Pioneered Field Now Cuts It Off (AdAge 要登録・無料）

■BMW Backs Out of Branded Entertainment (MARKETING|VOX)

理由は、おそらく、「金額が高い」「飽きられている」「ふさわさしいクルマがない」というあたり。

ただし、「エンタメ的手法を用いたマーケティングは模索していく」とのこと。
ここがタカヒロ的にはポイント！

BEといえばやたらと映像的手法ばかりが注目されているが、"entertainment"の動詞＝"entertain"は「
（人を）もてなす」が原義。なので、マーケティングの世界にこの「もてなす」を持ち込んだのが、BEのいいところ。だから、BMWの今回のニュースの結果、entertainment的な手法、がなくなるわけではない。むしろ、映像のみならずいろんな手法が模索されることだろう。

この領域のパイオニアであるBMWの決定は、今後相当の影響を及ぼすように思われるけど、これはむしろ、いいことなんじゃないでしょうか？　”BE”ってコトバで縛られた”entertainment的な手法を用いたマーケティング手法＝消費者をもてなすマーケティング手法”の見直しってことで。