■ Outdoor ad agency makes mobile deal (netimperative)
英国で、WPP系のデジタル屋外広告専門の広告代理店 OneZeroOne が携帯電話のコンテンツ会社を買収するというニュース発見。
日本では、携帯関係の会社やプロモーションを企画している方々と話をしていると、「携帯からの発想」をしているところが多い。しかし OneZeroOne が携帯関係会社を手に入れた理由は、「屋外広告からの発想」だった。
Chris O’Donnell, head of OneZeroOne, said: ““The emergence of Destination Media in the outdoor industry has given advertisers added opportunities to target consumers in their chosen environments, whether football grounds, bars, student unions or supermarkets.
OneZeroOneのクリス・オコーナーによると街中や外出先で最終的に消費者が行き着く先のメディア(であるケータイ)の登場によって、広告主が選んだシチュエーション・・・例えばフットボールの会場、バー、学生組合やスーパーマーケット・・・で、目的とするターゲットに(広告を)届ける機会を(代理店各社が広告主に)提供できるようになった。
“Mobile marketing is a natural partner for outdoor - for example posters can act as a signpost or prompt for users to text a short code or download content to their phones,” O’Donnell added.
モバイルマーケティングは、アウトドアに非常にフィットするパートナーのようなもので、例えばポスターが(ケータイにつなげる)案内標識として機能したり、や消費者に短いコード(URLなど?)を送らせるキッカケになったり、あるいは自分の携帯にコンテンツをダウンロードさせたり、といったことが期待される。
なるほど。
つまり、彼によれば
・携帯は屋外広告の最終到達点
・ポスターは携帯のトリガー
ということか。
これは普段考えているのとは逆の思考で考えるといろいろ携帯でできそうだ。
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ケータイって、売りの現場に一番近いメディアだから、屋外広告と組み合わせて、いろんなことができますよっ!って、あちこちで企画書の中に入れてるんですが、そこに予算をかけてくれる企業とはまだ出会ってません(泣)
ケータイキャリアやケータイメーカーは、このへん、どう思ってるのかな。聞いてみたい。
投稿情報: れれれのれー | 2005年4 月17日 (日) 22:18
参考になりました。日本では確かに看板屋(言い方は悪くて失礼・・・)が携帯電話のコンテンツ会社を買収するなんて話聞いたことないですよね。アナログの会社がデジタルを食うって発想はオールドエコノミーにもチャンスあり!!ってことですよね。
投稿情報: ビジネスノウハウ大学・内田拓男 | 2005年4 月19日 (火) 11:50
ありありでしょうw
投稿情報: タカヒロノリヒコ | 2005年4 月21日 (木) 17:54