ビールや食品業界で昨今進む、「トレーサビリティ」ですが、遂には魚がどこで獲れたか、誰が獲ったかまでわかるように。
■魚の“履歴”携帯で確認、来月実験へ(YOMIURI ON-LINE)
「トレーサビリティ」はインターネットの普及がもたらした新たなPRツールだと思うし、すごいブランディングツールに転用できるハズなんだけど、どうも企業側の認識としては、「広報活動としては必要」と、まだまだ「消費者が調べたい時の情報提供」レベルにとどまっている。もちろんそれほどアクティブなコンシューマへ対応するのも大事だけど、それだけではなく、ブランドへもっと貢献するような積極的な「トレーサビリティ」システムを使ったサイトもできるのに。
というわけで提案したことあるけど、ボツった。。。。。。。
絶対イケるのに。。。。
というわけで、実現してやる。
おんなじ海域で、同じ漁法で獲れる「サバ・アジ」が、佐賀関の漁師が獲れば「関サバ・関アジ」というブランド魚になり、三崎の漁師が獲れば「岬サバ・岬アジ」になる不思議。
ニセモノの関サバと関アジが出回ったとき、佐賀関の漁協は、ブランドを守るためにがんばったと聞きます。
「箱に貼られた」QRコードがトレーサビリティとして通用するのか? なーんて疑問はおいといて、食べ物(口に入れるもの)で構築するブランドは、ほんとうにきちんとやれば、最強のブランドになるのになあ、と思う今日この頃。
投稿情報: れれれのれー | 2004年8 月16日 (月) 13:18
タカヒロさん、退職おめでとう?ございます。
BLOGデザインも一新なさって素敵です。
これからの更なるご活躍を楽しみにしています。
ちなみにトレーサビリティ(RFID)、ちょうど今、大手電子メーカーがクライアントで、RFIDの活用法を紹介するセミナー型ウェブサイトを制作しています。どちらかというと、物流などの管理業務における生産性向上のソリューションと認識していたため、「ブランディング」に活用できるという視点は新鮮です。私なりに考えてみるので、是非またお話聞かせて下さい!ではまた。
投稿情報: 林 千晶 | 2004年8 月16日 (月) 13:43