雑誌を記事単位でネット配信、2011年実用化に向けポータル開設へ -INTERNET Watch
すっごくいい試みだとは思うんだけれども、いろいろサービス内容が「ネット的」すぎてうまくいくのかどうか。。。
確かに記事が検索できたり、記事単位で読むことができたりというのは便利なのだけれども、たとえば、記事が検索されるというのは、その記事がインターネットの世界でオープンに公開されてこそ検索されて発見されるわけだけれども、独自のアーカイブの中にあるだけではクローズドネットワークにおける蔵書にすぎない。記事単位で読める、というのも、一見便利そうにみえるんだけれども、雑誌のパッケージ性や、パッケージ形態をとってるからこそある、新しい発見というものの希薄化が心配。
Amazon Kindleを使ってみて思うんだけれども、「本好きのことを考えた端末」がネットをうまく利用している、という感じであって、出版業界の焦りから出たデジタル化/ネット化ではない、と。なのでいくら団体がネット化を進めても、本や雑誌という形態が好きな人の便利を考えないとうまくいかないと思うんだな。
と、記事中の写真に書かれている内容を見て思った次第。
まず、Kindleとかnookで読めるようにしてほしいなあ。
携帯対応なんて後回しでいいと思うよ。
Walkmanのときみたいに、電車の中でKindleで雑誌とか書籍読む人がたくさんいるシーンを目にしたら、必ず普及するんだから。
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