■大学生・大学院生向けの無料講座「北海道実践的マーケティングスクール」
北海道の経済産業局が、大学生・大学院生向けに“無料”で8回からなるマーケティング講座を開くらしい。
参加人数50人。
地方経済の活性化は、道路だなんだというインフラ開発景気よりも、長期的に「生き抜く戦略」を考える人をいかに増やしていくべきか、ということではないか?
ネットがここまで普及すると、販売チャネル面では地方の枠を飛び出したビジネスができる一方、その土地土地が持つ付加価値(“その場所でしかとれない=産地”、“**発祥の地”etc......)が「ブランド」として育てられなければならない。
なので、“地方マーケッター”は非常に重要になってくる。
北海道ではそれに気づいた人がきっといるのだろう。
この試み、注目。
「地域ブランディング」って、バブルの様相を呈してるますよね。そもそも「product」に力が無いと意味無いわけで、そっちを育てる努力もやんないとマズイのではないかと思う今日この頃。その点、北海道は有利かあ。いろいろあるし。
でもね、いわゆる「地方」のヒトは、自分たちのproductに力があるってことに気付いてないことも多いわけで、そのあたりの付加価値を見出し、育てる苦労を厭わない地盤(カネですな)が必要だと思う知財専攻なのです。情熱だけじゃ、やってらんないしね。
地域ブランディングのバブルが泡と消えないことを祈ってます。まじに。
投稿情報: れれれのれー | 2008年5 月 8日 (木) 19:23