広告主は広告枠や広告制作物を期待しているのではなく、
自社のマーケティング課題に答えてくれる、
「“広告”というソリューション」を期待しているのである。
例えば、広告枠をセールスするときであっても、それが広告主にとってのソリューションになっているのかどうかを考えるべきだし、広告制作物(CMやグラフィックなど)もどういった課題を解決しているのかにちゃんと答えられなければならない。つまりすべては、広告主にとってのソリューション。だからこそ広告ビジネスにおいてお客様である広告主からお金を頂戴することができる。
※あ、ちなみに広告主の課題って、たとえばネット広告でいうと「CPCをいかに抑えるか」とかそれだけじゃないから。あるいは「CPCを~」ってのはすっごいパーツにすぎないので、それに答えることが“ソリューション”なのではなく、そう考えるにいたった経緯も含めて考えたうえでの提案が“ソリューション”。たとえば、商品の認知度が上がった結果、CPCが下げられるというようなことがあったとしたら、それは、CPCだけ見ててもだめでしょう?
その通りだなと思いました。
前に、別の方からも同じようなお話をお伺いしたことがあります。
経営課題に対するソリューションは、例えばシステムだったり人材だったり色んな選択肢がある中で、広告もその一つに過ぎず、広告もきちんと課題解決(マーケティングゴールの達成)へのソリューションを提供することが必要、というような。
ここを間違えてると、ずっとボタン掛け違えたままになっちゃいますね。
投稿情報: カワムラ | 2008年2 月21日 (木) 09:36
共感です。
また、よくある話で、広告主に対して、代理店は「自分の売り上げのソリューション」のために組んだメディアプランを押し売りしたりしますからね。
僕もコピーライーターの立場から、過去に同じような主旨のエントリを書いたので、「共感トラックバック」させてください。引用トラバではないですが、構いませんでしょうか。
投稿情報: GNJ_G頑張ろう_N日本の_J人材 | 2008年2 月21日 (木) 19:07