これがブログのいいところ。集合知。
僕が以前に書いたエントリについて、よりenhancementして的確な仮説を立てられている。
短期的成果追求、予算削減圧力、費用対効果の説明責任により細分化されたメディアの創出が加速したこと、それにインターネットの浸透を起点とした消費者のメディア視聴行動の変化が起こり(特に若い世代の新聞離れは、急激に起こっている)、加えて企業のモノづくり、流通の技術革新による細分化されたニーズへの対応が進んだこと、さらに、マーケティング手法の多様化が重なって、マス広告への相対的予算配分が減ってきていること、これがマスメディアの地盤沈下の背景ではないかと考える。
なるほど、「Pensee」な名を冠するブログだけあって、すばらしい。
ちなみにこの仮説が成立するのであれば、マスメディアの地盤沈下は大いに防ぐことができる可能性がある。
ヒントは、マスメディアそのものが本当にドラスティックに弱まっているのか?にある。
僕はむしろ「広告メディアとしてのマスメディア」について再考すべきで、特に、広告枠のあり方やセールスモデルが今のマーケティングの流れにあわなくなってきていると思っているので。
ここから先は内緒w
そこでぐーぐるタソの登場ですねw
・・・いや真面目に、既存マスメディアとは異なる、しかも強大で実質的な力を持った第三者組織が、既存広告枠セールスビジネスに介入してくると、なにかトンでもないことになりそうな予感がします。
それこそ、既存広告代理店の意味合いが希薄になっていきますよね。。
(実現可能性を度外視して考えてみると)例えば、テレビCM枠と検索連動型広告のパッケージ化など。
現在ではあまり意味のあるパッケージングではありませんが、例えば2011年以降はどうでしょう?
TVでPCをやるのか、PCでTVを見るのか、訳が分からなくなってくる頃にはw、意味のあるパッケージになる気がします。
としたときに、検索連動型(もしくはコンテンツ連動型)広告に強みを持つ組織が、既存ビジネスの問題点を再編できるかもしれない。。
・・・なんて、未来はもうすぐそこかも?
投稿情報: うめ | 2007年8 月14日 (火) 15:40