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2007年4 月 8日 (日)

コメント

Akifusa

読んで思ったのは不動産とWEBの歴史の違いだと感じました。不動産ビジネスというのはどの土地が高くて、どの土地が低いという価値が決まりきっているものだと思います。

一方WEBは土地が無限大に広がってきていて日々高級住宅地候補が生まれているわけです。候補が高騰するには色んな人に知ってもらわなければならない。

だからコンテンツただ乗り論はナンセンスで、むしろ歓迎したほうがよいのだなぁ、と考えました。

タカヒロノリヒコ

です。そういうことです。

sleepwalker

全新聞が検索エンジンを締め出せば同じ機能を持つサービスが現れるのことに賛同です。ただ、NYTの道以外に、findabilityを高めつつGoogleからmoneyを引き出すという道も当然あるかと。
いずれにしても買収理由が不動産に似てるというのは短絡がすぎるような。ネット環境では、メディアを空間として押さえることは意味がないと思いますが、1次ソースを押さえるという意味では可能性があるかと。そういう認識での買収とは考えられませんか?

タカヒロノリヒコ

Googleからmoneyを引き出すというのはビジネスとして、あまりイイ構想ではないでしょう。むしろビジネス開発上、コストが一番かかりやすい「集客」として使うNYTのほうがよっぽど賢い気がします。また、「新聞=1次ソース」でそれを押さえることで可能性がある、というのは、新聞が=1次ソースとして、オーディエンスにとって価値があり続ける場合です。つまりネットの世界では、新聞というコンテンツの価値でさえ、相対化されてしまうわけで。そういった意味で「メディア空間」的にも「コンテンツライツ」的にも、どちらにおいても不動産的ビジネスは、ネット空間で相対化されてしまいます。ちなみに買収理由が「不動産に似ている」のではなく、「不動産に似ているメディアビジネスを買収」ということです。

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