■広告スペース、無料休憩スペース「いいとこあるよ 新橋店」オープン
株式会社ミックコーポレーションというところが、繁華街の休憩スペースでありながら、広告スペースである、という新規事業を始めるらしい。その場所では店舗紹介とクーポンの配布が行われる。
こうした“広告業態”は、風俗店の多い歓楽街ではよく見られたが、“一般的”な繁華街で出てくるのは珍しい。
いわば「ホットペッパー」のリアルスペース版、といったカタチなので、リクルート(or メディアシェーカーズ)もいずれ参入してもおかしくない。
またこの業態は、1)まず人の集まる場所を作る(この場合“無料休憩スペース”という触れ込み)、2)そこに広告スペースを設ける、という店で、非常にオーソドックスな集客型広告メディアモデル、でもあり、3)すでにその場所にいる人(=潜在顧客)にターゲティングできる、ようになっている。地代のような継続的な高いコストを抑えることができるか、人を集める仕組みがあるかさえ乗り越えることができれば、このサーキュレーションがうまくまわり、そこそこ儲けるような気がする。
こりゃ、初歩的なミスやね。校正・推敲はちゃんとしないとね。
ちなみに、情報館との違いは、情報館はクーポンが集まるところ、だけど、今回のは無料休憩所、という人が集まるところをつくってそこを媒体化するってところがミソね。
ま、このビジネス事態がうまくいくかどうかはわからないけど、こういう発想は広告ビジネスの基本だよね。
投稿情報: タカヒロノリヒコ | 2006年9 月20日 (水) 07:57
去年ぐらいまで、渋谷の文化村通りにありませんでしたっけ。情報館とかいう名前で、クーポン配ってるところ。1年くらいでなくなっちゃったような気がするけれど。。。(文化村通りっていうところが、しびれる立地だった。しかも、結構奥のほう。そりゃあ、ムリだろう。センター街にあるならまだしも。)
ってか、この会社のプレスリリース、2004年●月●日ってなってますぜ、アニキ。こういうのって、企業が行うコミュニケーションという視点で考えると、どうなんでしょう。
投稿情報: rayray | 2006年9 月20日 (水) 12:16
ああ、なるほど。ヒトが集まるところにチャンスあり。だったら、集めてやろう、ってことなんですね。
女性には「気軽に美味しい」レストランを探す術はたくさんあっても、男性はどうしているんだろう、と素朴な疑問。そこそこお金のあるおっちゃんは、日経おとなのOFFとか見てるんだろうけど、20代、30代の男性グループが「んまいモノ・んまい酒」って思ったときに、どういうところで情報を集めてるんだろう。謎。
投稿情報: rayray | 2006年9 月20日 (水) 13:21