■WPP、ワイルドタンジェントに資本参加 (インターネット広告のひみつ)
以前のエントリにも書いた「ゲーム内広告 in-game advertising」の世界がUSで活況のようだ。というか、将来性を感じているよう。
この業界では、Wild Tangent (ここは "24"のオンラインゲーム=LG電子がスポンサード、を作ったことで有名 )、Massive Inc、In-Game といった会社が先頭を走っているが、Massive は MS が買収済み。
しかしさすが、マーチン・ソレルのWPP。
目の付け所が違う。
広告会社の中で、in-game ad の領域に出資した会社は初めてですな。
他の関連エントリはこちらとこちらから。
この分野非常に気になるんですが、
ゲーム大国日本はどうしてなかなか進展しないんでしょうか?
投稿情報: 広告会議 | 2006年8 月16日 (水) 10:56
簡単な話で、流行っているゲームのジャンルが違うから、です。
韓国・日本はファンタジーやカジュアルゲームが多いのに対し、USではスポーツやリアルなRPGが多いので、広告主も出稿しやすいわけです。
ファイナルファンタジーオンラインの in-game ads は考えにくいけど、実際に Massive の distribution 先の "SWAT 4"とか"Sprinter Cell"といったオンラインゲームにビルボードとか Pepsi の自動販売機とかは置きやすいですからね。
http://www.swat4.com/us/site.html
http://splintercell.us.ubi.com/
投稿情報: タカヒロノリヒコ | 2006年8 月16日 (水) 20:00
なるほどですっ。
ゲームの流行の違いがありましたね。
確かにファイナルファンタジーにいきなり広告が登場したら、
ゲームの世界観が悲しいことになりそうです。。
投稿情報: 広告会議 | 2006年8 月17日 (木) 02:08