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左右を見るだけではなく、上下も見ないと。

■ 競争のフェーズは完全にシフトした（eBayのSkype買収）　(Log the Endless World)

ネット業界の大物（？）の一人、某Ｍ氏のブログより。某Ｓ氏より教えられました。

非常に面白いエントリで、話は「競争軸の変化」をうまく書かれています、さすが。

僕は今どちらかといえばトラディショナルな業界にいますが、その中にいると、「マーケット・シェア」で物事を考える人が多いなー、と感じることが多くあります。2次元的な思考・視点っていうか、「どこと比べてどうか？」って話が多い。でも実際には勝負どころっていうのは、全く別のレイヤーにあったりするんで、右左を見回すだけではなく、上下も見ないと実際には勝負に打って出ることはできない。なので、今必要とされるビジネス上の視野の広さってのは、「上下左右見れること」なんじゃないかな、と。

この間たまたまお会いした梅田さんに、私が「現状広告会社トップの単体売上が約1.5兆円ですが、Googleはあと5年でこの規模に達する可能性があるのではないかと思います」というような話をすると、「え、そんなに遅いと思うの？」とより先鋭的:-) なコメントを頂いてしまいました。

これ↑は最高ですね（＾＾；；；

小銭稼ぎ

■“Google AdSense”の収益を小型ウィンドウやツールチップで表示「CheckAds」（窓の杜）

牛乳に相談だ。を一緒にやっている、小川くんから教えてもらったこのツール。小金が溜まっていく感覚が味わえていい感じ。

小川くんいわく、「お金が入った（＝クリックされた）瞬間に、チャリーンとか言うといいですよね」。

なるほど。

でも、わびしくもならないか？（笑

ってことは、小銭＝お金と捉えるのではなく、小銭＝コミュニケーションツールとして何かできないか、って視点にしたほうがいいかも。

ちなみにこんなものあるらしく。

■Google Desktop Plug-In: Adsense Status

なるほど。

いずれにせよ、「視覚化」するとちょっと楽しくなるってことか。

競合プレゼン～

競合プレゼンに勝つための、

接待広告が危険である。

from 仲畑貴志の勝つ広告（12）～宣伝会議2005.9.15

やっとリリース

マクロメディアのFlash Player 8が出ましたね

Click To Call ～ クリックしたらオペレーターにつなぎます。

■ eBay to Buy Skype for $2.6B, Rely on Click-to-Call to Grow (MARKETING|VOX)

こないだは楽天がリンクシェアを買収した話が話題になってましたが、ここしばらく囁かれていた大型買収がついに実現。某Skype株主が、「儲からん．．．。」と嘆いていたので調度いい（笑）。

さて、この買収は、eBayというUS最大手のショッピングサイトが、”インターネット電話会社”である Skype を手に入れた．．．という一見「なんで？？？」という感じがするが、昔マイクロソフトがhotmailを買収したようなもん。。。と考えればいいかもしれない。

To bring eBay buyers and sellers closer together, eBay will encourage merchant sites to use Skype software to allow customers with sales questions to click to talk to a customer service agent. eBay and Skype executives said click-to-call services to convert shoppers into buyers is far more lucrative than advertising.

Skypeはそれだけを見ればただのアプリケーションだが、ユーザー数は世界中で５４００万人に及ぶわけで、その膨大なユーザーへショッピングを促すこと、及び ” Click-to-Call” で、クリックしたら「電話」がつながりオペレーターと話せる．．．、という競合他社に比べて優位な顧客サービスを手に入れるということ．．．などなど、結構eBayにとってはイイ買い物なのだなあ、と、思う。

Skype also plans to add video calling and other features to its software.

やっぱり、ビデオチャットも開発中のようで、実現したら「オンライン対面販売」ってことになるのでしょう。

つまりは、「顧客」×「キラー・アプリケーション」の双方を買った、ということ。

で、納得。

どうやって建てたか？

■ British Airways London Eye　(Flash ver.を見てください）

ロンドン橋のそばに立つバカでかい観覧車「 London eye 」はどうやって建てられた（立てられた？）かが分かるサイト。バーチャル・プラモデルになっている（これってもしかして実際にプラモも売られているのかな？）

いやー、こんな無茶な建て方で世界最大の観覧車ができてるとは．．．僕には乗れない。乗りたくないなあ。。。。。

「すべての生物を助けることのできる種族がいます」

「それは、人間です」

DISCOVERY CHANNEL における、EARTH COMMUNICATIO OFFICEのPRから。

Big Ideas come out of Big Pencils

■ Leo Burnett Canada

老舗広告代理店レオ・バーネットのカナダ法人のサイト。

一本の鉛筆からさまざまなアイデアが生まれる、、、ということを表現している。

インターフェースの気持ちよさもあるが、サイト・コンセプトが秀逸。

僕が過去に見た広告業界の corporate site の中で、No1 !!!!!!!!!!

googlezon / EPIC 2014

■ EPIC 2014 （日本語字幕版）

あの、"googlezon" で話題になった、Robin Sloan 、 Matt Thompson　、Aaron McLeranによる"EPIC2014"の日本語版をＵＰしました。

友人でもある長野弘子さんの邦訳があって、Flash使いの三好伸哉くんが作ってくれたおかげです。僕はコーディネーションしただけってことで、旗振りぐらいですが（＾＾；；；　でも日本語版が無かったので作ろうかな～と思ってたので、ついにやっちゃったって感じです。

とりあえず、見てください。

WEBサイトの儚い部分＝WEB博物館構想？

企業WEBサイトは、ある時期のキャンペーンのために設置されるものだから、見たいときに見れないし、参考資料としても手元に残らないケースがほとんどだ。

そろそろ「The Museum of Web site Archives」みたいなものを、団体でも作ってアーカイブ化を進めないといかんかも。

例えば、

■企業・制作者はキャンペーン終了後、その Online Museum に「保管」を委託することができる。

■その Online Museum に登録するにあたっては、諸機能を限定し、団体が負荷なく「保管」できるように加工したうえで登録する。

■登録する企業・制作者は、登録するWEBサイトのファイルサイズに応じた寄付（＝登録料）を団体に対して行う。

■このMuseumにおけるコンテンツについては、このMuseumのサイト内における視聴／体験においてはオープンであることに、企業・閲覧者ともに了承しなければならない。

■閲覧者はサイト内を見るにあたっては、無料あるいは寄付による登録を行わなければならない。

などなど。。。ルール作りをしていけば、できそうな気がしてきた。

ある種の文化資産として、色んな人の手によって作られた「WEBサイト」を保存していければいいなあ。