本日発売のビジネス・ジャンプ8/15号に「ニュー・プログラム」という短い読みきりマンガが載っている。
このマンガ、15年に及ぶ名番組「なるほど!ザ・ワールド」が生まれる経緯を同番組のプロデューサーである王東順氏のインタビューとともに描かれているのだが、多少脚色はあるだろうが、非常に気になったコマがあった。
「なるほど!ザ・ワールド」は当時としては画期的であったため、局内でも理解されなかったし、加えてスポンサーの説得にもハードルがあったらしい。しかし、このスポンサー=旭化成も結局は理解を示し、あの番組が実現したのだそうだ。
そして、プロデューサーの王氏は、この番組が失敗したらスポンサーである旭化成に迷惑をかけたことになるので、辞表することも覚悟していたらしい。なんと!!
今は、スポンサー側でもある広告人でさえ、「失敗したら辞表」という気概なんて滅多に、というか全く聞くことなんてない。改めて、メディア・広告業界の先人には、熱い人がいたのだなあ、と思った次第でした。
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