WEB上で小説を読ませるという企画は数あれど、8人もの著名作家が書くというケースは他にない。
「文筆家」-「編集者」というつながりはあれど、文学界に新しいネットワークがでてくるかも。
まだまだ文筆業の方々にとってネット領域はようわからん。
しかしながら、自分たちの表現の新しい発表の場としての可能性を感じる、という時代ももうすぐ来るのでは?
もちろんそのときの「文筆」は紙の表現と同じだとは限らないけど。
たとえばこの「8つの短編小説」についても、文字は極力見やすくされてるようだが、WEBならではの何か、があればもっとよかっただろう。たとえば音楽でもなんでもいい。あるいは読むスピードにあわせて挿入されるイメージなどがあってもいいし。ネットだからできる「小説+α」に今後は期待したい。
雑誌や書籍のアナログ感を残したインターフェースへのニーズって、実は少なくないですよね。紙がパラってめくられる表現、時々みつけます。
そんな中で私が使いやすさ、インターネットとしての表現力という点で感心していたのはデジタルマッツ(http://www.mutts.co.jp/)
たしか今年の春?までは毎月50~60ページ単位で更新されていて、全ページFlashなんだけどかなり作り込まれてる。どうやって制作しているんだろう?と不思議に思っていた覚えがあります。クオークとFlashをつなげる独自ソフトを開発してたりして?と。(もし誰か知っていたら教えてくださいー)
でも残念ながら雑誌自体がマイナーすぎて、デジタルマッツも今はアーカイブだけになってしまっていますが。マガジンハウスも、「BOAO」(お仕事ガールを応援する雑誌らしい)なんて創刊していないで、デジタルに思いっきりかけてみたら面白いのに。
投稿情報: chiaki | 2004年9 月28日 (火) 12:26
自動車サイトの読み物系コンテンツで、BOOK風インターフェイスって結構見かけますね。SUBARUのこれなんかも、その1例かと。
http://www.subaru.co.jp/legacy/wo/index_f.html
確か大分前にAUDIのサイトのBOOK Interfaceが、ちょっと話題になりましたよね。
投稿情報: soul_survivor | 2004年9 月29日 (水) 09:14