mediologic.com - reboot

広告マンたちは

広告マンたちは記憶できるような広告を成功作と思っているが、
それは誤りである。

広告が感知されないほど環境的になったとき、
はじめてその広告はその機能を発揮しているのだ。

by Marshall McLuhan

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メディアの軽業師たち―マクルーハンで読み解く現代社会竹村 健一 ビジネス社 2002-07by G-Tools

プロとアマチュアの境目

■エニグモ、消費者参加型CM制作ネットワークの開始を発表 - CNET Japan

果たして、うまくいくのか？

iPodやPoloの Consumer Generated CM ってのが以前あったが、あれも、まったくの素人ではなく、セミ・プロだったわけで、消費者参加型、というと今の流行っぽいが、実際のとこはそうでないケースがほっとんど、なので。

なので、プロか消費者か、ってことではなく、“プロ以外”の“セミ・プロ”が対象となるんだろう。

まぁ制作費的には相当安いんで、“ブランド”と呼ばれる企業ではなく、ロングテールな企業が、Googleの広告ネットワークに配信するための動画広告を制作してもらうにはいいかもしれません（ところで、Googleって、動画広告も扱ってるって知ってますか？）

ドバイより

■Don Productions - Multilingual TV Media Production

mediologic.com 上の AdSense に出ていた映像制作会社。

ＴＶ、企業ＶＰ、ＣＭ制作
ドバイを拠点にディレクター、技術スタッフ、コーディネーターを提供

って。。。

すごい時代だなあ。

おもしろいなあ。

「あるある」の件で思うこと。

今回の「あるある」の件で思ったこと。

＝実は花王さんは降りるタイミングをうまくつかんだんじゃないか。タイム（番組提供）ってあんな（業界的に言う）“いい枠”は、なかなか（諸事情で）降りれないし。

＝納豆があんなに無くなるなんて、やっぱりテレビの影響力は凄い。でも一方でＴＶＣＭって効かなくなったって言われるよね。つまり、ＴＶＣＭの仕組みそのもの（流し方、ＣＭの秒数などのフォーマット、、、などなど）を変えれば、ＴＶＣＭは生き返るのじゃなかろうか。

環境・企業の社会貢献などをテーマにした“シェアマガジン”

■ヒトと社会と地球を大事にするビジネス情報誌「オルタナ」

ＷＥＢサイトで登録すれば無料で届けられる“シェアマガジン”と、不特定多数に配られる（＝つまり読む人にも読まない人にも、テーマに関心のある人にも関心のない人にも）届けられる“フリーペーパー”とは、無料だが一線を画すという試み。

テーマも面白そう。

ちょうど『不都合な真実』のリリースタイミングでもあるので、ばっちし。

有能な者は行動するが、

有能な者は行動するが、
無能な者は講釈ばかりする。

by G.バーナード・ショー

影響力は、社会的影響を実際体験してみないとわからないもの？

超・人気番組、信頼の失墜。

■「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造　関西テレビ-asahi.com

あーあ。

電子ブックの収益モデルは広告収益

■電子ブックFlipBook、3年後に2000万人ユーザー獲得を狙う（＠IT）

電子ブックといえばシャープのザウルスやＮＥＣが開発した独自デバイスなどを思い出すが、ネット、とくに常時接続・ブロードバンド環境の整備よって、その流れはＰＣの世界に落ち着いた。

電子ブックプラットフォームとしては" Zinio " が非常によくできていると思うのだが、日本でも FlipBook がサービスをスタートした。

そしてなんと、このサービスの主な収益モデルが広告収入なのだという。

見開き１ページで200万程度。

高っ。

３年後に2000万人ユーザーという目標らしいが、もちろん各本の読者数なんて対した数ではないだろうに。そうとう強気の料金設定なので、どうなのでしょう。。。

ちなみに過去の電子ブックはコンテンツ収益モデルだからうまくいかなかった、という見方が主流。

岡田社長によれば、

文字や写真などの静止コンテンツに、動画や音楽を乗せ、表現力豊かなコンテンツを展開するには、ページによるインターフェイスが必要だと岡崎氏は言う。「実際、Webで成功した事業は、eBayやGoogleなどサービス事業が主体で、コンテンツビジネスではない」。

。。。。。。。。。。。。。。。。

ええ、確かにコンテンツビジネスではないですが、同時にコンテンツのよって人を集めているモデルでもないです（まぁなにをもってコンテンツというかは別ですが）。

ＰＣであっても「見開き」の広告なので表現力があり、高い広告収入を見込める、とのことのようだが、果たして。。。。

ちなみに住商セメントシステムという「え？」っておもうところも同様の仕組みを開発してます。こちらのウリは、「紙のログ解析」．．．。読まれなかったら解析もできんよ．．．。

紫禁城とスターバックスとブログとＷＰＰ

■中国のブログ、スターバックスの紫禁城店について抗議（NIKKEI NET）

ブログは中国圏における極めて民主主義的なメディアなのか。

というニュースそのものよりも、オグルヴィＰＲ中国の社長がコメントを述べている点がおもしろい。

新聞業界は記名記事を増やすべきだ。

■ITmedia News：新聞サイト内のブログ読者が増加

日本でも同様の傾向はあるのかどうか、定かでないが、きっと同じような傾向が出てくるだろう。
ただし、「記名記事」が基本のアメリカの新聞と、「社説」な記事が中心の日本の新聞とは違いはあるが。

オンラインの新聞は、紙の新聞と比べ、面数・段数含めて自由度が高い分、記名記事をもっと増やしてしまっていいのではないだろうか。

そこからスター記者をぜひ生み出してほしいものだ。

以前書いたこちらのエントリも参考に。