Ads

« 採用=営業実績って。。。“即戦力募集”の罠 | メイン | Google、Video Unitも終了 »

2009年3 月28日 (土)

コメント

tosbos

計算式はそういう感じだと思いますが、実際問題として

>しかし、この「合理化」の傾向が強いのは、
>検索連動型広告などを多用している広告主に
>多いのではないか。もしこの仮説が正しいのであれば

仮説も何も、実績として逆です。あまりにあれなので学生さんかと思ったら違いますよね。マスメディア業界の方ですか?ネット広告ではこの構造は常識なので。

獲得系広告のコストは利益が比例するので利益に比例しないブランディング広告のコストと比べて絞る理由になりません。これを背景として不況時はブランディングオンリーのTVより、Googleが強いと言われているわけでもあり。なにか論旨を勘違いしていたらすいません。

タカヒロノリヒコ

>tosbos様


プロフィールをお知りになりたいのであれば、
http://sukedachi.jp/Profile.html
こちらをどうぞ。

次に、

>仮説も何も、実績として逆です。(以下略)

ここしばらくの業績および今後の展望について、そろそろネット系広告代理店から出てくるころでしょう。もし獲得系広告が不況に強いのであれば、これら代理店の業績に大きな影響はないはず。もしその逆が起こっていれば? これまでの「実績」に基づく「常識」が崩れるということになります。

さて、もし不況時にGoogleが強い、のであれば200人ものレイオフを「営業・マーケティング」セクションで行わなければならなかったのでしょうか?

獲得系広告にチャネルを頼らざるを得ない広告主のビジネス構造を考えれば、なぜこのこれまで信じられた構造と「逆」が起こりうるのか、見えてくると思います。

ぜひ考えてみていただきたく。そして、今後出てくるであろう各種情報を見逃さないでいただきたく。

zosojh

ネット広告はバーチャル営業マンである。という看破は見事だと思います。で、その本質をきっちり理解して、さらに研ぎ澄まして、クライアントサービスするネット広告代理店は覇権を握るかもしれません。まあ、ネット広告代理業で覇権を握ってもごまめの歯ぎしりなのですが。。。

タカヒロノリヒコ

>zosojh様

「ネット広告はバーチャル営業マンである。」ですが、特に検索連動型広告は、「三河屋」営業だというのは他の人もいってる話で、傾向は強いです。ただ「成果報酬型」とかCPCやCPAが気にされるネット広告についてはやっぱりバーチャル営業マン、でしょう。

ただですね、僕自身は「ネット広告=バーチャル営業マン」にしたくはないわけですよ。もちろん、その役割も含む、のは当然ですが。

例えば、DELLを始めとする通販を行うPCブランドは、新聞広告で自社製品を販売してますが、あの場合は“新聞広告をバーチャル営業マン”として使ってるといえると思うんですよ。実際“チャネル”として使ってるわけだし。

なので、あらゆる媒体はその媒体自身が持つ特性はあるものの、その媒体をどう使うか決めるのは、広告マンであり、広告主であるのであり、だからこそ、「この媒体はこういう媒体である」と決めつけてしまうよりも、「この媒体をどう使ってやろうか」という“媒体いじり”の感覚が大事なんだと思うんですよね。

なので、「ネット=バーチャル営業マン」ってのは、現在のネット広告が置かれているある種の“悲劇”を表したいと思って書いた表現です。

僕自身は、リッチメディアが出てきたころやそれ以前から、代理店の人間として、媒体社やメディアレップの人々と、「バナーのブランディング効果」や広告主にとって使いやすい/ユーザーに楽しんでもらいやすい「広告表現やツール」のプロジェクトに参加してきました。それからすると、今のネット広告は片方に偏りすぎていてるのが非常にネットのポテンシャルを矮小化してしまっているのと、またネット系広告代理店に勤める若者の中で、非常に素質のいい、広告に熱い人材がいるにも関わらず、彼らがCPAに塗れたネット広告に疲弊し、かつ、もっと色々やれるという夢を抱いて(彼らの言葉でいう)総合系広告代理店へネット系広告代理店から転職する、という自体が多発しているのを危惧しているわけです。

だって、ネット系ってもっと楽しくて未来なはずなのに、そこで優秀な人材が流出してるのって健全じゃないじゃないですか。

まぁそういったこととかがあって、一連のエントリーが形成されてたりするわけなんですが、先に生まれて、先に業界に入って、期せずして、2つの広告代理店とネット広告の事業者を経験したものとして、檄をとばしたいわけですよ。

gonstar

非常に勉強になります。
まさしくそのとおりだと思います。

すべては消費者の購買動機を引き出すストーリーを
構築することが出来るか。

広告業界にいる自分の視点で言えば、
ここまでインターネットがマス化している中、
ネット/マス関係なく、
広告を生業にしている人、
すべてにそのストーリーを考えるチャンスがある。

この荒波を乗りこなす楽しみ。
今年1年、荒波に飲み込まれることなく、
少しでも消費者/広告主のためになる仕事を
手がけていければと思います。

失礼します。

さかずき。

前職でネットマーケティングを担当していましたが、

>(目標売上)ー{(各種コスト)+(利益)}=広告費

という意識はあまりなく、
確かに純粋に「獲得単価」を意識していたと思います。

漠然と意識していたことが、この記事で整理できた気がします。ありがとうございます。

この記事へのコメントは終了しました。

Ads

はてな

buzz

Powered by Typepad
登録年月 10/2005