オリンピックの開会式を見終わった後、iGoogleガジェット化した、”Google急上昇ワード”を見てみると、9位に開会式の演出をした映画監督、チャン・イーモウの名前が。
普通のことじゃん、って思った?
いや、普通テレビで、なんらかのキーワードがスーパー(キャプションとか)で入ってて「キーワードが目に入る」って、それで検索ってイメージが強いんだけど、実際、開会式を最初から最後までずっと見てても、アナウンサーは「チャン・イーモウ」をほんの数回しか言ってない。つまり、「キーワードが耳から」入って検索をしている人が9位になるだけいたってことだ。
今、「検索連動型CM」は画面最後にキーワードを入れるのが普通なわけなんだけれど、もしかして、「音声」面においても、~と検索してね!、だけじゃなくって、もっと楽しくて興味をもたえるやり方あるんじゃないかな、と。
で、佐藤雅彦さんの手がけた、ポリンキーとかスコーンとかバザーるでござーるとか思い出したりした。
でも、やっぱり検索の本質は、「興味」そのものだよ。
その「興味」の発生のさせ方に“妙”がない、検索連動型CMとかクロスメディアキャンペーンって、うまくいかないと思うわけよ。
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