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Samsung系の携帯電話ブランドAnycallのキャンペーンでドラマライクなCMが韓国で話題。
■ Anycall : dancefestival
主演が、Lee Hyori と Eric という韓国の若者に大人気の二人で、しかも、7分10秒に及ぶ長編バージョンもあったため、クチコミ的にも相当広がりを見せてます。
携帯電話端末の商品特徴がところどころにプレイスメントされている以外は、ほとんどミュージックビデオ、です。
■ 501. UNCOMPLICATE.
リーバイスが"WORLD GONE PRETTY"と"DOG ANXIETY"という2つのショートムービーとmsn spaceというmsnのブログを使い、バイラル・プロモーションを展開中。(それぞれのショートムービーに対し、それぞれの BEHIND THE SCENE ブログ[ World Behind the World ]、[ Dog's View ]が設置されている)
このサイトの中に設置してある、リーバイスのステートメントが秀逸で、ブランディングとして非常にすばらしい。
「世の中複雑になってるよね?でも501は生活をシンプルにしてくれるんだよ」といった意味で“UNCOMPLICATE”というメッセージを使っているが、これを“simple”ではなく、“UNCOMPLICATE”というコトバを選ぶことで、「複雑な世の中」と「シンプルなブランド」を相対的にポジショニングする、ということに成功している。
"E-MAIL ME UPDATE"という項目もあるので、今後のこのキャンペーンに注目したい。
■よろしゅおあがり TASTE OSAKA
インターフェースの動きもユニークな大阪市ゆとりとみどり振興局と(財)大阪観光コンベンション協会が提供するサイト。大阪のごちゃごちゃ感がうまく表現されている。制作はraku-gaki.comのニシダさん。
えーと、ガラにもなく(?)、非常に真面目な「ログの日」(今年は6月9日ではなく、6月2日)に行われる、『アクセス解析カンファレンス』にてお話させていただきます。
テーマは”ブランディングのためのアクセス解析有効活用”
とはいっても、アクセス解析の話は2割もしないかも ^^;;;
むしろ、アクセス・ログって”データ”に過ぎないわけで、それをいくら集めてもなんも見えてこない。じゃあ見えてくるようにするためには、頭の中にどんな”仮説づくり”をすればいいのか...。そのための”インタラクティブ・ブランディング/マーケティング”の基礎知識を8割ぐらいで話をしようかと思っています。
なので、「アクセスログ解析の技法についてタカヒロに話を聞きたい!」って思わないでくださいませ(笑)
■ History Channel "MODERN MARVELS" Screen Saver
日本でも人気のある『現代の驚異』のスクリーンセーバー。新しい情報があれば自動的に更新されるようになっていて、次回の予告に切り替わる、という番組への retention (視聴者の維持)のためのプロモーションツール、となっている。
■逆境ナイン
あの、とんでもない(笑)漫画家・島本和彦の野球マンガ「逆境ナイン」が”実写”で映画化され今夏公開。
で、この映画の公式サイトのオープニングムービー(?)、SKIPする気が起きないほどじっと見てしまいまいます、圧倒されて(笑)。あと、各メニュー・タブをクリックするたびに叫ばれるのでウザくて楽しい(笑)
映画の内容は予告編でみてくださいませ。
あと、ブログも実装されているみたいです。
■ receiver
英国ボーダフォンが(まだ)続けている、WEBマガジン。
企業が発行人となって、ニューアカデミズムとデザイン/アートが融合したような内容のフリーマガジンが日本でバブル期に結構発行されていた(よかったなあ、いろんな”メセナ雑誌”があって)。あの感じ。
■ iriver
iriverはデジタル音楽業界・MP3プレイヤー界では結構有名な会社。とうぜんグローバル規模で展開してますが、国によって音楽事情は違うもの。それを「うまっっっっっっっっっっっい!!!」と思わせる展開でインタラクティブ・ブランディング、やってくれてます。
ロンドンとニューヨークの見せ方にヤラレタ度 ★★★★☆
■ CokePLAY.com
韓国より、コークのキャンペーン。
↑こんな感じでコーラについてる"PLAY POINTS"を集めて、デジタル・コンテンツがもらえたり、ゲームができたり、というキャンペーン。
「普通じゃん」って思われるかもしれないが、MP3プレイヤー業界の旗手"iRiver"やオンラインゲームNo1のNCソフトの”LINAGE”や PLAYSTATION2 などといった大手どころ7社を束ねてやってるのがすごいんです。
誰もがそうではないかと思っていたインターネット広告業界の”仮説”が Yahoo! US にて実証される。
■Yahoo: Display Ads Increase Search (Marketing VOX)
バナー広告 online display advertising を併用することで、併用しない場合と比べ249%以上の伸びで、スピンサーリンクからスポンサーサイトに行く率があがったという。
結局のところ、スポンサーリンクも検索結果も、どちらにしてもバナーなどで「露出」されたメッセージとの相関( image transfer? )があり、その二つをバランスよく使うことで最大効率を稼ぐ分岐点があるのだろう。
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