■ mercedes-benz A-class TVCM (BrandRepublic)
Mercedesが英国で展開している A-class のTVCM。
60秒のCMの中でほとんど車が出てくることはせず、個人の心象風景がCCDカメラで切り取られたような映像になっている。最後にでてくるメッセージが " SPACE TO THINK "。なるほど。
『ブラーの時代』
↑この本(おススメ)で Mercedes のケースが書かれていたが、もはや車は”モノ”ではなく”サービス”なのだと。題名にもなっている”ブラー BLUR"=曖昧な時代、とは、モノとサービスの境界線が曖昧になっていることを指す。
これには2つのポイントがあると思っている。
1) コンシューマが購入するすべての製品(モノ)を”(価値ある)サービス”という視点で捉えなおしてみる。
2) ”モノ”を扱うメーカーであったとしても、それを”サービス”として捉えなおすビジネスモデルを考えてみる。
これは、携帯電話の端末がなぜ1円で提供することができるのか?がよいケースだろう。
3) 1)をベースにコミュニケーションプランを考えてみる。「この商品は購入者にとってどのような”サービス”となるのか?」をアウトプットに据えた表現(TVCM・イベント・ウエブなど)
この Mercedes のCMは BLUR な時代における 3)な表現といえよう。
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