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インターネットの（コミュニケーションプランとかマーケティングプランとかビジネスプランとか考える上での）本当の価値

■マーケティングの責任者から見たインターネットの本当の価値

smashmedia 河野氏がめちゃくちゃいいメッセージを発している。

インターネットの価値を既存のメディアのものさしと同じものさしで考え続けるのは、インターネットの本質をいつまでたっても見ることができないのと一緒。

いやまあ、しかし。フリーな分、いろいろはっきりかけてええなあ、と個人的には思った次第（笑

ＮＨＫによる番組開発実験

■NHK 番組たまご

最近、地上波放送でもっとも注目すべき番組。それがＮＨＫの番組たまご。

これは、一般に「パイロット版」とよばれる本放送前の実験的・先進的な番組ばかりを集めた番組。

放映後、視聴者アンケートを取り、人気のあったものを「卒業」として本放送にする、というもの。

視聴者に番組開発・政策の判断を委ねる、という、いわば「テレビ番組2.0」、って感じか。

すばらしいアイデアだと思います。

TVtoWebではなく、WebtoTVなキャンペーン

■TOKYO MX　＊ＲＥＣ ＹＯＵ

YouTubeでも密かにバイラル映像として上げられている SONY の RecYou が、TOKYO MX にてミニ枠で番組化している。

TV to Web な企画は腐るほど量産されているが、こうした Web to TV ってのは少ないよ。

まぁ、情報は一方通行じゃないので、"to"とかで結んでるのが実はおかしいかもしれないが（笑

ちなみに、イメージソース制作のオフィシャルサイトは結構好きです。

携帯マーケティングにおけるあらたな広告媒体 in 中国

■中国聯通：ＣＤＭＡの呼び出しメロディに広告挿入[中国情報局]

やばいなあ、こんなところに広告媒体があったか。

中国では着メロ・着うたと同様に、“呼び出しメロディ”も課金サービスとして人気。
それを無料にする代わりにそこに広告を挿入する、というサービス。

もし、ユーザー自身が自分の好きなブランドの広告を選べるなら、これはモバイル上のバイラルマーケティング、成立しちゃうよね。だって多くの場合は友人・知人間のコミュニケーションなわけで、クチコミというのはそうした日常的でカジュアルなコミュニケーションネットワークでこそ拡がりやすい、というのは定石。しかも、そうしたネットワークは、すなわち同質な人々の集まり＝ tribe やクラスターを形成するわけだから。

やばいなあ、まだまだ広告ビジネス開発できるところはやたらとあるなあ。

新幹線物語

■HITACHI NOW：Stories of Technology －新幹線物語－

なぜか新幹線ネタが続くmediologicですが。

０系からN700系までの歴史を、車両etc担当の日立製作所グループのサイトで映像にて紹介しています。

結構ハマる。男の子なら（笑

ちなみに「洗濯機物語」のほうもめっちゃおもしろい。

こういうのって自社サイトだけに上げてたらなかなか見られないよね。
YouTubeとかにあげておいてくれれば、このブログのエントリでもembedするんだけど。。。

映像のプレイヤーそのものをブログとかに貼り付けることができるってのは、動画の露出場所が増えるってことだから、自社内だけで完結する動画プロモーションはもったいないなあ。

というわけで、日立製作所さん、YouTubeにアップしてくれないかな～。
ご担当者様、あるいは担当広告代理店様、ぜひ。

あの、ほのぼのロボットの映像発見

■ユーザーインターフェースって大事: mediologic.com/weblog

で、紹介した、ヤギロボットの映像発見。

動きがほのぼの～。

中国ではじまったバーチカルサーチ～旅行篇

■観光会社と検索エンジンの提携、市場発展傾向の１つ｜中国経済ヘッドラインニュースチャイナ［日中経済通信］

中国のTOPサーチエンジン企業、百度と旅行情報提供企業、携程旅行網がホテル検索ネットサービスを立ち上げるらしい。

日本でも以前から、次のトレンドといわれてきている「バーチカル・サーチ（≒カテゴリー別検索）」だが、なかなかこれといったものが出てきていない。あえて言うなら、ニコニコ動画やYouTube、ask動画の動画検索か。でも業種別検索とはいえないし。

「カスタムサーチ」、使ったら、個人でもちょっとしたものは作れるんですが。

横浜駅と新横浜駅

新幹線の新横浜駅ができたのは、既存の横浜駅に新幹線の駅を作ってしまうとカーブがきつくなり、最高速を保てないかららしい。新幹線にとってのベストエフォートが新しい駅を街を作らせた、という話。面白い。

拡大地図を表示

鉄道とその周辺ビジネスってホント面白いんだよね。

特に阪急電鉄のビジネス開発については、ＭＢＡ級のケーススタディにしてもいいはずなんだけど、そういう研究対象になってないのかなあ。

タイミングって大事なんだよ～広告が嫌がれる時。

■asahi.com：「正解はＣＭのあと」は逆効果　視聴者８６％「不愉快」 - 文化・芸能

場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから「正解はＣＭのあとで」「最新情報はこのあとすぐ」。こんなテレビの「山場ＣＭ」が多い番組に視聴者が不快感を抱いていることが、榊博文・慶応義塾大教授（社会心理学）らの調査で明らかになり近著で発表された。

調査では、視聴者をＣＭ明けまで引っ張ろうとする山場ＣＭに対する印象として、強い肯定から強い否定まで九つの尺度で聞いた。「不愉快」について８６％が肯定。ＣＭ明けのシーンの繰り返しには、７４％が「イライラする」と回答した。

話の流れが落ち着いたところで出る「一段落ＣＭ」と比較すると、山場ＣＭが「商品を買いたくない」で３．８倍、「商品を覚えていない」も２倍と本来の効果をうち消していた。

まぁ、わかっていたことだと思うけど。

でもなんでこの時期にこのニュースが出るんだろう？？

この調査が載っているのはコチラの本。

広告の文化論―その知的関心への誘い真鍋 一史 日経広告研究所 2006-12売り上げランキング : 41582Amazonで詳しく見る by G-Tools

出版されたのは去年なのにね。

編者の真鍋一史先生は、僕の卒業した関西学院大学の教授で、広告研究では非常に有名な方。僕も授業に出ていました。
（その後、先生の息子さんが、僕の後輩として同じ会社で仕事しようとは思わなかったんだけど）

特撮ファンに朗報

■特撮雑誌「宇宙船」がホビージャパンから復刊 - ITmedia News

をををををををををを！

って、マニアックな興奮してます。このニュースで。

ちなみに「宇宙船」は朝日ソノラマ（朝日新聞子会社）から出ていたのだが2005年に休刊。同社も業績不振でこの９月で営業停止となった。しかしながら、朝日ソノラマは、当時としてはニューメディア（クロスメディア？）であった、ソノシート付きの雑誌を作っていた。

新しいメディアだったものが古くなり、ビジネスが立ち行かなくなる。一方、価値あるブランドやコンテンツは残す方法がある、ということか。

時代は常に動いてる。