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デスクトップ・ブランディング

■ITmedia News：ウィジェット人気に広告業界も注目

今から何年も前、日産自動車さんに提案した案にあったのは、「ブラウザ内で見られるものだけをインターネットを使ったマーケティングツールと考えないようにしよう。それはネットの可能性を矮小化するから」というコンセプトをもって提案された『日産デスクトップツール』だった（いまは第３弾となっている）。

このとき、理解を示していただいたのは、当時務めていた会社の社内以上に、広告主サイドであった。

デスクトップツールは、ブラウザを閉じた消費者との接点だし、ネット上のサーバーに読みに行く仕様もラクなので、常に最新情報を手に入れることができるため、非常に継続的なブランドロイヤリティ向上を目論めるのである。

ここのきて、ようやくＹ！（ＵＳ）のウィジェットが相当話題、というニュースが来たが、いずれにせよ、ネットの世界は「ブラウザ」という枠よりももっと広くて自由である、ということを確認・再確認しておいていただきたい。

検索を呼びかけなくちゃ検索しないほど、消費者はバカじゃない、ということ。

■「続きはWebへ」の先駆者～CMからの導線でアクセスを増やす～NIKKEI BP net NETMarketing

｢続きは～」でおなじみのライフカードのマーケティング担当者へのインタビュー。

至極まっとう。

ああ、３－４年前から言い続けてきたことが、こうやってわかる人が増えてくるとうれしいわ。

ラジオは専門局化して生き残る、ハズ

■日本初クラシック専門局「OTTAVA」で上質な生活を提案---TBSラジオ＆コミュニケーションズ：ITpro

僕は以前から日本のラジオは専門局化／ターゲットメディア化して、かつ複数のdistributionを持つことで再生する、と思っていたのだが、ＴＢＳラジオ＆コミュニケーションズが開設したクラシック専門局「ＯＴＴＡＶＡ」の登場は、その仮説を証明してくれるものになるかどうか。

ぜひ期待したい。

TOKYO DONUTS WARS

■渋谷に「大人のミスド」出店へ－新業態「アンドナンド」1号店from シブヤ経済新聞

「ミスタードーナツ」が、DONUTS PLANT や CRISPY CREAM DONUTS に対抗する、“大人向け”ドーナツ屋さん「andonand（アンドナンド）」をサービス開始。

ミスタードーナツといえば、日本におけるドーナツマーケットのドミナント。しかしながら、高価格帯ドーナツ市場を開拓したのはほとんどが外資。外資が作ったマーケットに、ドメスティックが新規参入という、黒船開拓／ドメ参入のケーススタディになりそう。

人は

人は教えることによって、もっともよく学ぶ

by セネカ

人生の短さについて 他二篇セネカ Lucius Annaeus Seneca 茂手木 元蔵 岩波書店 1980-11by G-Tools

ああ、早く、塾の準備しなければ．．．。もう４月だ。

話題のFON、渋谷で体験ツアーを実施

話題のコミュニティ型無線ＬＡＮネットワーク FON の体験ツアーを渋谷で。

■キャットストリートで「無線LAN」体験ツアー、端末使い暗号探し - シブヤ経済新聞

しかも FON の公式ブログを見ると、SONY の mylo とのコラボ、というから、気になる。

って、、、もう終わってんじゃん．．．。

お、でもツクモ電気でソーシャルルーターも販売しているし、1980円が参加費だと思えば安いもの。

どこまで普及するかなあ。

livedoorの都内無線ＬＡＮ網張り巡らし計画もその後聞かないしな．．．。

卵を割らなければ、

卵を割らなければ、オムレツは作れない。
　
from 『オール・ザ・キングスメン』

さて、誰が割るか、だな。

オール・ザ・キングスメンブロドリック・クロフォード ジョン・アイアランド ジョーン・ドリュー ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-01-24by G-Tools

教育の再生と人材

■大学卒業に認定試験検討…教育再生会議 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

おー。これはすばらしい。

もともと、大学入試が厳しかった時代にはある程度の学力は担保されていたわけだが、大学の定員枠と受験者のバランスが崩れると、それも崩れてくる。最近の中学・高校あたりの教科書を見ると、なんじゃこりゃ？？？　なぐらい簡単になってしまい、バカな教育政策であった「ゆとり教育」の影響が日本の学力レベルを招いていることをほんと感じる。

なので、これまでは入学試験で担保していた学力レベルの低下をカバーするための方法として、入るのが簡単になるのは、まぁある意味アメリカと同じ状況になるわけなので、出るのを厳しくするのは非常にいいことだ。

ついでに1/3-1/2の授業を英語でやりゃあいいんだよね（できる先生がいるかどうかは・・・まあ、おいといて）。

と、考えてると、これは広告業界にあつまる人材とその育成についてと同じだな、と。

２週間ほど前に、某社の人事担当と話をしてたんだが、どうも小粒になってるらしい。そりゃそうだ、競争してなかったら、大きな粒も残らないんだから。つまり、代理店も入りやすくなってしまってるので、粒の大きいやつ、伸びる可能性のあるやつは絶対数は低くなってきてるだろう。
だからこそ、入ってからの教育も大事だし、博報堂みたいに、「博報堂大学」とかいう制度を設けてるのなら、ほんとにテストと「修了資格」とか作って、それを通過した社員については給与を数万／月とか数％あげるとか、そういうインセンティブ（＝モチベーション）制度を設ければいい。

人材育成とか教育は時間がかかるものなので、早めにやったところの勝ち。

＞某社のＳ・Ｎ、早くやりなさい！（笑

Lycos復活

なんと、、、ライコスが意外なカタチで復活！

■ライコスクリップ：：マルチメディアブログ：：

いや、ＵＫでは viral lycos というのもあるし、不思議ではないか。

運営元は、Daum Communication のジャパンと、なんとＫＤＤＩ。

cafestaもこの系列なので、きっとコミュニティやアバタとの連携もあるのだろう。

しかし、ＫＤＤＩと言えばすでにポータルを持つわけで、どうすんだろ？

事業部が違うのかな。

これが消費者を「動かす」というアイデアだ～「書かせる」ではなく「投函させる」

織田さんとこから。

■Ad Innovator: R2-D2が手紙を集める

郵政公社は某広告代理店を使って、いかに手紙を「書かせるか」というキャンペーンを行っているが、このキャンペーンのようにいかに「投函させるか」がインサイトだし、いいアイデアだと思わされる。

非常にうまい人を「動かす」キャンペーンだ。

特に従来型の広告会社のプラニング頭では、（実際業界内でよく使われる言葉ではあるが）いかに人に「刺さる」かを考えようとする。しかしもっと大事なことはいかに人を「動かす」か、というアイデアであり、いわばSP的な視点からのキャンペーン設計がマス広告・ネット広告問わず、これからの重要な視点となる。

（なので、Ogilvy Action なんていう名前の会社が出てくると、WPPすごいいい目のつけどころだなあ、なんて思ったりする）