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BlogOn2004

University California Berkley の Haas ビジネススクールで、Blogのカンファレンスがあるらしい。

■BlogOn2004

このカンファレンスの特徴は、Social Networking をいかにビジネスに展開するか、というもの。
そういった位置づけでは始めての Blog のカンファレンスかも。

最近、ようやく context というコトバ聞こえ始めてきたけれど、色んな人が色んな使い方をしている。

この BlogOn2004 のスピーカーでもある、danah boyd もコメントしているように、Social Context における、Social Networking や、mediaを考えることが今非常に重要なのだと思う。

社会的（相互作用的）文脈の中で、メディアや人間がどうなっていくか、そしてそのときにビジネスはどこに向かっていくのか？

その糸口を見出すイベントとしてちょっと期待したい。

コンビニの”棚”

コンビニの棚割というは非常に精緻な売り場分析がされている。
おにぎりの並べ方ひとつにしても適当にならんでいるわけではなく、並び方で商品の売れ行きが変わるというから、結構精緻にならべられていたりする（とはいえ現場ではバラバラになってたりするが）。

まぁコンビニだけでなく、スーパーとかでもそうだが、限られたスペースで限られた商品点数で売上げ最大化を目指すわけだから、”棚”という場所も重要なマーケティング上のファクターになるのだ。

で、これは一店舗一店舗の話だが、コンビニは数百ｍに同業他社ならまだしも、同じコンビニチェーンが並んでいたりすることもある過当競争の時代になっている。
そのため、微妙にコンシューマニーズに合わせた「別ブランド名」での店舗開発や、ユーザーにニーズの掘り起こしで大変だ。

たとえば、「ローソン」は「ナチュラルローソン」という健康志向のローソンを展開しているし、ファミリーマートも「ファミマ！！」という若者向けの店舗を恵比寿ガーデンプレイス内に6/30にオープンし、様子を探る模様。

コンシューマからすれば、コンビニという均質化した店舗と品揃えに新たな選択肢が広がるのはいい話。
”棚”に手を伸ばしてもいつも同じおにぎりばかり。
でも、おなじファミマやローソン系列であってもこうした別ブランドという新たな”棚”ができれば、手を伸ばす選択肢が増えるってことだ。

もともとコンビニは縦軸のライフスタイルの変化＝”24/7”化に合わせてできてきたもの。
ただ、横軸のライフスタイルの変化＝趣味嗜好の多様化に対応できてきたとはいえない。
「ナチュラルローソン」や「ファミマ！！」は時間軸で区切られた縦軸の”棚”から、趣味嗜好という横軸の”棚”割戦略なのだろう。

グレイ、他ネットワークの傘下に？

世界７位の広告グループ Grey Global Group が売りに出ているらしい。

■GREY GLOBAL GROUP GOES ON THE BLOCK - Hires Goldman Sachs to Investigate Possible Sale (adage)

2003年度のランキングで言えば、博報堂ＤＹホールディングスが８位なので、それより上位の会社となる。

AdAgeの記事によれば、Goldman Sachs を通じて世界２位のWPP Group、４位のPublicis Groupeそして５位電通の３つに対してオファーを出している模様。

どこが買収したとしても、世界１位のOmnicomを超える広告ネットワークができる可能性がある。

このニュース目が離せない。

40代以上

アメリカらしいというか。

■Senior Friend finder

４０代以上の単身者の出会い／マッチング系のサイト。

インターネットの世界は、これまでのメディアでは束ねにくかった、色んな趣味嗜好や、色んな属性の人を束ねるという、いわば「Contextual な Mass」に対してのビジネスを展開しやすい。

離婚率が世界中においても高いというアメリカにおいては、”４０代以上の単身者”というのもひとつの Context なのであり、このContextでまとめられたContextual Massも相当な数なのだろう。

はてなの質問モデレーションシステム

これ、何気にすごいとおもいます。

■はてな質問モデレーションシステム

はてなを知らない方はコチラから。。。

Cannnes Cyber Lion Grandprix

カンヌで、ＮＥＣさんの”エコトノハ”がグランプリ獲得。中村勇吾さんＡＤのすでに有名な秀作。

■JAPAN'S NEC, SPAIN'S DOUBLEYOU WIN TOP CYBER LIONS

おめでとう！

デジタル家電の行方

もともとＭＬとかを通じてしりあったティーンの石川さんが新しいサイトを立ち上げた。

■BOX plus : The Resource for Digital Media Professionals

デジタル家電＝箱がこれからどうなるか？という将来への展望と課題がつまったサイトなので重要な情報源になりそう。

もともと石川さんはデジタル家電系のコンサルもやっていたので、当然、このあたり、つよい。

”ＰＣインターネット”／”携帯インターネット”の次は、当然”家電インターネット”が来るだろう。
もはやブロードバンドルーターの先にさすものはＰＣだけじゃない。

そうした”箱”が出てくることでどんな新たなビジネスチャンスが生まれるか？

非常に楽しみで、チャレンジングな世界がまだまだ待ってそうである。

ツカミは大事

【 Transformers 】

アメリカ及びヨーロッパで続いている人気ロボットものアニメ「トランスフォーマーズ」のサイト。Openingの映像だけでツカまれます。
ご存知の方も多いかと思いますが、「トランスフォーマーズ」は、トラックだの、鉄道だの、動物・昆虫だの、といったカタチのロボットが人型ロボットに変形するというもの、なので、このOpeningだけで十分トランスフォーマーズの９９％が伝わってます。

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とあるデータによると、企業サイトのOpening MovieでＦＬＡＳＨが流されると、ＳＫＩＰされるケースが多いという。これをそのまま受け取られたクライアントで、「OpeningのFLASH禁止」といわれたケースが実際に僕の仕事である。でも結局、サイト来訪者が「ををっ！」って思うような映像を流してないからＳＫＩＰされるんだよね。つまり、ＳＫＩＰされるということはそれだけしょうもないものを流しているんじゃないかと思う。
「役に立つか」「面白いか」どっちでもいいけど、サイトに来た瞬間に「ここには何か面白いものがありそうだ」と思わせる「ツカミ」として、Opening Movie部分は非常に重要だし、それなりに作りこまないといけないのだと思う。
いわば、ＣＭの役割かな。

新しい広告のスタイルを！

電通が新しい会社を作る。
社名も何もきまってないが「志」だけは決まっている。
そんな会社だ。

しかし、よくわからん時代やからこそ、「志」は大事だ。

を？

ソフトバンク孫社長、語る。